~生(いく)~
2005年 02月 05日
【平成16年5月18日 卒業】
生は6頭兄弟。
保健所で翌日処分を待つ身でした。
飼い犬から子供が生まれたあげくの持ち込みでした。
6頭のうち助け出されたのは生と、生の姉妹の“なつめ”です。
預かりに入って2日くらいに、
パルボウィルス感染症を発症。
お尻から噴出す血便と繰り返しの嘔吐で毎日病院を行ったり来たり・・・。
まだ幼い生の体を押さえつけてその細い腕に点滴針を刺す毎日でした。
パルボのヤマを頑張って乗り越えた生に待っていたのは、
これもまた辛い疥癬症発症。
しかも生は間髪いれずに立て続けに病気になってしまったので、
パルボ治療の強い薬で体が慣らされ、
疥癬の治療薬がほとんど効かずに、
昼夜問わず体中を掻きむしりました。
お顔も耳もお尻もお腹もはげて、
お世辞にもかわいいとは言えない容姿の生に、
突然のお問い合わせ。
とっても大きなお家とお庭、たくさんのご家族がいるあったかいお家に末っ子長女として迎えられました。
遠く離れてしまったけど、あの大きなお庭を独占して元気に入りまわる生の姿が浮かびます。
生(いく)の歩んだ道はここ⇒H16.3.28~H16.5.18 生
by hanataretachimimi
| 2005-02-05 09:49
| 生(いく)